小児矯正Q&A
指しゃぶりをやめさせたいのですがどうすればよいでしょうか?
指しゃぶりは4歳前後から少しずつやめるお子さまが多いようです。5歳以上になっても指しゃぶりを続けると、上下の前歯が噛み合わなくなる恐れがあります。指しゃぶりをするとお子さまのためにならないことを伝え、自分でやめたいと思わせるのがポイントです。無理にやめさせようとすると、精神的な弊害が起きる恐れがあります。当院では、指しゃぶりを防ぐ装置も取り扱っておりますので、お困りの際はご相談ください。
矯正は何歳から始めるべきでしょうか?
お子さまの自我が芽生える3歳頃がおすすめです。
親の歯並びは子供に遺伝しますか?
不正咬合の原因の一つとして、遺伝的な要因があります。受け口などの骨格的な問題につきましては、遺伝しやすいと言われています。ご両親の歯並びが悪い場合でも、お子様の症状に現れないケースもあります。
歯が出ているわけではないのに口を閉じられません。なぜでしょうか?
鼻呼吸と関連している可能性がありますが、精密検査をしなければはっきりとはわかりません。また、本当に歯が出ていないかどうかも精密検査で調べる必要があります。
受け口は早く治すべきですか?
はい。最も早く治すべき症状です。
子供に矯正歯科治療をする必要性はありますか?
お子様の歯並びが悪い場合(顎の骨やその他発達に悪影響を及ぼすような症状の際)、矯正歯科治療をした方がいいケースがあります。症例によっては、歯が生えるスペースを確保することができ、歯を抜かずにすむ場合があります。また、成人してからの矯正治療よりも、子供のうちから歯並びを整えることで、むし歯や歯周病になりにくくなり、費用も比較的抑えることができます。
小児矯正はどのくらいまでが対象ですか?
小児矯正の期間は、永久歯が生え揃うまでです。永久歯列が完成するのは、おおよそ10歳~14歳です。
痛みはありますか?
小児矯正の場合、成長過程のお子さんの骨はやわらかいため、矯正歯科治療の際、痛みはほとんどありません。しかしながら、装置装着後数日は違和感があるかと思います。