〜歯磨きによる清掃の限界について〜
臼歯部咬合面の小窩裂溝の形態や、大きさ、
一般的に裂溝の直径は20μmくらいに対し、
また、細菌は1μmくらいで裂溝の中に多数生息しているので、
このようなことから、
う蝕は、
①う蝕原因菌 ②糖質 ③歯、唾液
といった、3大要因により発生します。(
①う蝕原因菌→歯の清掃
②糖質→糖質の適正摂取
③歯、唾液→フッ化物応用
といったような、それぞれの要因に対する予防手段はありますが、
歯の清掃の限界は、前述の通りですし、
フッ化物応用にしても100%
したがって、
〜プラークコントロールの本質について〜
プラークコントロールでは、
①形成抑制
スクロース、食間・粘着性甘味飲食物の摂取コントロール、
②病原性低下
フッ化物や抗菌配合歯磨剤や先口剤の利用
③除去
専門家による清掃、家庭での十分な清掃、
などがありますが、この3つのコントロールをしても、
〜フッ化物配合歯磨剤の年齢別使用量について〜
1970年代から80年代に世界の先進国では、
その後から急激に12歳児のDMFT(
当時、日本のシェアは10%にとどまっており、
このように、
年齢によるフッ化物配合歯磨剤の使い分けの目安についてです。
6ヶ月(歯の萌出)〜2歳→切った爪程度の少量
3歳〜5歳→5mm以下
6〜14歳→1cm程度
15歳以上→2cm程度
このように、