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2021.10.22

虫歯と糖の関連性

みなさんこんにちは!

おとなとこどもの経堂歯科です😊🦷🪥急に寒くなりましたが、体調など崩されていないでしょうか?

さて、本日はみなさんご存知の通り虫歯にも大きく影響する『砂糖』のお話をしていきます🐜

「甘い物を食べすぎると虫歯になるよ!」とよく言われると思いますが、皆さんはなぜ甘いもののせいで虫歯になるのか説明出来ますか?

虫歯になる原因には

①宿主と歯

・歯の質が生まれつき弱い、歯の溝が深いなど

②微生物

・虫歯の原因菌であるミュータンスレンサ球菌

③飲食物

・スクロース(砂糖)

があります。③にあげたように原因の代表としてスクロース(砂糖)がやはり大きく関わってくることが分かりますね🥲🥲

ではなぜ砂糖により、虫歯になるのでしょうか?🤔そのしくみについてお話します!

まず食べ物を食べると、口の中にいる虫歯の原因になる細菌が食べ物の中のショ糖(砂糖の成分)をブドウ糖と果糖に分解します。

細菌はブドウ糖から「グルカン」というネバネバとした物質を作ります。これが歯に強く固まってできたものがプラーク(歯垢)です!

そしてそのプラークの中にいる多数の細菌が新たなショ糖を分解します。そして、ブドウ糖から新たにグルカンを作ってプラークを大きくしたり、ブドウ糖と果糖を取り込んで代謝し、「酸」を作り出します。

その「酸」が長く歯に停滞すると、歯の硬組織の主成分である『ハイドロキシアパタイト』を溶かし表面が脱灰(白っぽくボソボソした歯)するこそにより齲蝕(虫歯)になります😵‍💫

普段私たちが食べるお菓子、ケーキ、ジュースにはたっぷりの砂糖が入っています🥲これが原因を作る訳です。みなさんはおやつをダラダラとながら食いしてそのまま歯を磨かずにいたりしていませんか?発生した酸が歯に残り続けることによって虫歯の発生率はグンと上がります。

間食は時間を決めて食べ、何を食べても食後はなるべく早めに口をすすぐか歯を磨き、食べかすをしっかり取り除いて口の中にプラークを残さないようにしましょう🪥⭐️

当院でのお子様の飲食回数(普段の食事を含め)としては、3歳までは15回、3歳からは4回を目安にしてくださいとお話しております!この回数にはジュースを飲んでも1回とカウントするので、飲むのであればおやつの時間に1回で済ましてください😊🤍

次によく聞く『キシリトール』についてお話します!みなさんも一度は耳にしたことがあると思いますが、実はキシリトールも砂糖の一種です!ここで、「あれ?キシリトールは良いと聞いたことがあるけど、砂糖なの?🤔」と疑問に思った方もいらっしゃるかと思うのでご説明します🙋🏻‍♀️🪥

特徴としてはキシリトールは天然の「代用甘味料」で、冷涼感があり後味のキレが早いです。スクロールと同程度の甘みを持ちまずか、カロリーは4割も低いと言われています😮!その他にも、

・酸の産生がない

・唾液の分泌を促す

・齲蝕の発生・進行を防ぐ

・脱灰を防ぎ再石灰化を促進させる

と良いことがたくさん!このような作用があることにより齲蝕予防に効果的です😭🤍🤍

最近ではキシリトール商品が数多く増えてきてガムの他にもチョコやグミもあるのでみなさん調べてみてください🤍

ここまで砂糖のお話をきてきましたが、虫歯を予防するためには毎日の習慣がとても大切です!

①正しい歯磨き

②規則正しい食生活

③定期的な歯科受診

④フッ素の併用

を心がけるようにしましょう!😊🙏🏻🤍

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