みなさんこんにちは!🌞おとなとこどもの経堂歯科です!
早速ですが、みなさんは“PTC”という言葉を聞いたことがあるでしょうか??
歯医者さんで治療・クリーニングをしている方はもしかすれば聞いたことがあるかもしれません!
『PMTCならしたことあるけど何が違うの?』と思われているかも、、、
ということで本日は“PTC”についてお話ししていこうと思います!!
まずPTCとPMTCの違いについて、、
PTC → プロフェッショナル・トゥース・クリーニングの略
自分で全ての歯を完璧にお掃除することは難しいため、私たち第三者(歯科医師・歯科衛生士)が汚れを除去していきます。
PMTC→専用の器具を用いてプラークや歯石を除去する処置。PTCの意味にプラスしてM=メカニカルという意味です。
どちらも予防処置には変わりないのですが、PTCは歯ブラシやフロスを用いてプラークを除去していくもので、全歯面を清掃するのではなくプラークのついている部分のみを清掃していくことを定義としています。なので少しPMTCと違うのが分かりますね。
「歯面についている汚れ」の中に、バイオフィルム(プラーク)というものがあります。
ここでは口腔内の細菌のこととして説明しますが、台所や風呂場の排水溝や川底の石にできるヌルヌルとしたものもバイオフィルムと呼びます。
特徴として、
・細菌が塊を形成しバリアとなるため、薬剤や体内の免疫系が作用しにくい
・対象物にこびりついているので除去が困難
・内部で作られた病原因子や毒素が局所に滞留して歯周病を誘発する
ものです。
従来は、PTC・PMTCではスケーラーという硬い刃のついている器具でこのバイオフィルムを除去する方法がとられていました。先端が鋭利なことと、細く作られているため歯面を傷付けてしまったり、全面についていると完全に取り切れるとは言いきれません、、、🥲取り残したバイオフィルムは増殖を続ける可能性もあります。
当院ではエアフローという機械を導入しております。パウダーと水を噴出させることにより歯面の汚れを落とせるものです。
他の機械を使用してバイオフィルムを落とすより、
①歯にとても優しい
・・・歯に直接触れないので歯面が傷付きません。
②より歯が綺麗になる
・・・バイオフィルムだけを除去するのではなく、こびりついた着色や歯石までも落としてくれます。
③ツルツルが持続する
・・・歯面についているものを落とすので汚れが重ならず溜まりにくくなり、綺麗な状態をより長くキープすることができる。
といった効果があります!
当院では、保険内クリーニングの中でエアフローを使用しておりますので、ぜひ当院で実施してみてください☺️☺️