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2022.01.14

タバコの良い事、悪い事

みなさんこんにちは!おとなとこともの経堂歯科です!🦷🪥✨
この間はすごく雪が降って積もりましたね!
まだ寒い時期は続きますので、体調崩さないよう健康にこの冬を乗り切りましょう!
ということで、今回のテーマは「喫煙」についてです🚬☠️👁
タバコは健康に悪いということはみなさんご存知かと思います。知っているが吸ってしまう、辞められないなどいろんな意見がありますね☺️なので今回は喫煙について詳しくお話ししますので知識を深めていきましょう。

〈タバコの健康への害〉
タバコの煙にはわかっているだけでも7000種類以上の化学物質が含まれており、体内にさまざまな害をもたらします。
中でも三大有害物質としてニコチン・一酸化炭素・タールが挙げられます。

🫀ニコチン🫀

毒物及び劇物取締法の対象となっている毒物です。小児においてはタバコ一本に含まれるニコチンが致死量となり、大人でもタバコ三本あれば死に至ると言われています。またタバコの依存の原因物質でもあり、吸う事で快感を生み出しますが長く続かないので次をすぐに求めてしまうのです。
血管収縮作用もあり、胃粘膜も刺激します。
高血圧、脳梗塞、心筋梗塞、胃潰瘍十二指腸潰瘍などを引き起こします。

🧠一酸化炭素🧠

体内に入るとヘモグロビン(酸素を運ぶ役割)と結合して一酸化炭素ヘモグロビンになり、酸素ではなく一酸化炭素を運んでしまうため、酸素欠乏状態になります。
心臓血管病、思考の低下を引き起こします。

🫁タール🫁

タール内には40〜200以上の発がん性物質が含まれています。
循環器疾患、呼吸器疾患、がん、生殖器への障害を引き起こします。

この他にもたくさんの有害物質が含まれており、タバコというのは人間の体に多くの疾患を引き起こし死に至らしめる世界中で最も危険な毒物です。
まさに「百害あって一利なし」ですね!

〈口腔内への影響〉
喫煙は歯周病における最大のリスクファクターであり、喫煙と歯周病の関連は日本歯周病学会をはじめ多数報告されています。歯周病とは簡単に言うと歯肉に炎症が起こり、顎の骨が溶けてしまう病気です。

歯肉に異常が起きる時大抵出血したりしますが、ニコチンの血管収縮作用により歯肉への血流不足が起き出血や発赤が弱くなります。そのため、喫煙者は歯周病の発見や自覚が遅れ、進行しやすく気になり来院された時には重篤であるケースが多いです😭☔️

一酸化炭素は免疫機能に大きく関わります。
細胞への防御を弱くしてしまい、組織修復機能を低下させます。歯周病治療がなかなか終わらない原因でもありますね。

タールは、歯に着くと黒っぽい着色(ヤニ)となります。
見た目的にもあまりよろしくないですが、ヤニが付着していると歯の表面がざらざらしてしまいプラーク(歯垢)がくっつきやすく歯ブラシではより取りずらくなってしまいます。

歯医者さんで歯周病治療を行なっても喫煙年数に伴い顎の骨の吸収が進行しているうえ、治癒が遅延・阻害される事から禁煙に一歩踏み出さない限りは、歯周病をコントロールするのは難しいと考えられます。
タバコの害は喫煙者が想像している以上に大きいのです😱
現代では、禁煙外来などがありますので通ってみるのはいかがでしょうか?🤔🍓
喫煙外来はハードルが高いな、、なんだか怖いな、、と思う方もいらっしゃると思います。
そういう方は健診がてら歯医者さんに行ってクリーニングをしたり先生や歯科衛生士と気軽にお話して、少しずつ禁煙に向けてやってみるのも良いですね☺️🦷

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