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2022.05.12

妊娠期のケアもしっかり!

みなさんこんにちは🐭

おとなとこどもの経堂歯科です!

今日は妊娠期の口腔ケアについてお話させて頂きます。

 

妊娠中はつわりがひどくお口の中のお掃除が十分にできなくなったり、女性ホルモンの分泌が増加してムシ歯と歯周病原菌が変化・増加など口腔環境が悪化してムシ歯や歯周病(特に歯肉炎)の発症と進行のリスクが高まります。

 

●注意が必要なお口のトラブル

①妊娠性歯肉炎

②口臭が発生しやすくなる

③ムシ歯になりやすい

④口内炎になりやすい

⑤親知らず

妊娠により女性ホルモンが増えることでお口の中の状態は大きく変化しトラブルになりやすいです。したがって妊娠期にはフッ素応用が欠かせません。しかし歯磨き粉を使用すると気持ちが悪いなどの問題も生じてきます。

 

●つわりがひどい場合のケア

小さめのヘッドの歯ブラシに薄い味の歯磨き粉を付けたり、フッ化物洗口を使用するもの良いです。

一日のうちで体調の良い時間に歯を磨きましょう!

歯磨きできないときにはデンタルリンスや水でブクブクうがいするのも良いです!

●フッ化物は赤ちゃんや授乳に影響しない

妊娠期のフッ化物応用は赤ちゃんに悪影響を及ぼしたり、授乳期は母乳にフッ化物が移行したりするのではと心配する方がいらっしゃいますが、そのような事実はありません。ですのでムシ歯予防に効果的なフッ素配合の歯磨き粉を使用するのがおすすめです。

●赤ちゃんの虫歯はお母さんの影響が大きい

出産後は日々の仕事や家事などで忙しくなり、つい歯磨きがおろそかになりがちです。お母さんのお口の環境がよくないと赤ちゃんにも細菌をうつしてしまうりすくがあるため、しっかりをお口のケアをしていきましょう。

●出産後も気を付けましょう!

生まれたばかりの赤ちゃんのお口にはムシ歯の原因となる細菌(ミュータンス菌)はいませんが、乳歯が生えてくると乳歯に付着して定着します。家族が使ったスプーンで赤ちゃんに食べさせたり、噛み砕いたご飯をあげたりすることによって実は赤ちゃんにうつしています。ですのでできるだけスプーンやお箸の共有を避けるなどして、できるだけ細菌の定着時期を遅らせましょう。

 

お母さんにむし歯があると子どものムシ歯のリスクも高まります。

ですのでしっかりとケアをしていきましょう。

 

●歯周病と早産の関連性について知っていますか?

歯周病の妊婦さんは歯周病でない妊婦さんに比べて約5倍も早産になりやすいです。

歯周病というのは歯を支えている歯ぐき(歯肉)や歯槽骨を破壊する炎症性の病気です。

妊娠期には女性ホルモンの増加により炎症に対する反応が増し、口の中での歯周病原菌が繁殖しやすくなります。歯周病になると体内の自分を守ろうとする細胞から、出産のサインになる物質が過剰に作られます。さらに子宮収縮を促進させる物質も作られ早産につながることがあります。

 

以上のことから妊娠前からの歯周病予防や治療、ケアはとても大切になってきます。元気な赤ちゃんのためにも頑張りましょう🐭

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