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2022.05.20

シーラントでむし歯予防

こんにちは!

おとなとこどもの経堂歯科です!吹く風に初夏を感じるこの頃ですが、お変わりはありませんか?

むし歯の予防処置

シーラントはフッ素塗布と並んで小児によく行われる虫歯の予防処置です。 処置として、奥歯の溝をプラスチック樹脂の一種で埋めることになります。

シーラントは奥歯の歯の噛む面の溝にプラスチックのようなものを埋めることにより、歯の溝の部分に出来る虫歯を予防する処置です。

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乳歯や生えて間もない6歳臼歯に行います

主に生えて間もない6歳臼歯や奥歯に行います。

シーラント治療は、生えたての永久歯や乳歯であれば保険診療で行うことが出来ます。

お子様の歯の溝が深い場合などには極めて有効な予防歯科方法です。

痛みがありません

シーラントは歯を削らないために痛みがありません。お子様に優しい治療と言えます。

溝を埋めて虫歯予防

奥歯の溝は、汚れがたまりやすい場所。特に、生えたての歯は未成熟で溝も深いので、ケアをしないと虫歯になりやすいのです。

フッ素配合のレジンという素材で歯の溝を埋めることで食べカスや汚れが溝に入らないようにして虫歯を防ぎます。

生えたての永久歯を守ります

シーラントを行うタイミングは、奥の永久歯が生え始めた時が目安になります。

生えたばかりの永久歯は歯質や、背が低く磨きにくいため、初期虫歯になりやすいという特徴があります。シーラントをすることで虫歯を防ぐことができます。

歯を削らなくて済む

シーラント治療をすると、歯を削らなくて済むことが多いです。

虫歯が悪化してしまうと、歯を削ることになってしまうことがほとんどです。虫歯になって苦しい思いをしない為にも、シーラント治療で予防します。シーラント治療自体にも歯を削る作業はありません。

シーラントを行う際の注意事項

シーラントは歯の溝に薄く伸ばして詰めています。そのためあまりものを強く噛んだり歯ぎしりしたとき、ガムやグミなどを食べた際にはずれてしまうことがあります。その際には再度シーラントを行えば問題ありません。

シーラントをしたからと言って安心しても虫歯にならないのは歯の溝のみです。そのため歯と歯の間の虫歯や側面の虫歯などは予防できないため、ブラッシングは従来通りしっかり行う必要があります。

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シーラントの耐久性

シーラントは、通常は数年は再処置は必要でないと言われています。しかし、何かの拍子で剥がれてしまったり、シーラント自体がもともと薄く、奥歯で硬い物を噛んだ時に割れてしまうこともあります。

またグミやガムなどを良く食べる方はどうしても外れやすいようです。

シーラントが取れてしまった場合はそのままにせず、すぐに新しいシーラントを施すことが大切です。完全に取れているのであればまだ良いのですが、中途半端に残っていると反対に虫歯になりやすくなることがあるからです。

定期検診の時に、しっかりと歯にシーラントがくっついているかを確認し、必要であれば古いシーラントを取り除き、新たにシーラントをすることもあります。

シーラントの効果

歯の表面が滑らかになるため、歯垢や食べ物が詰まりにくくなり、歯磨きもしやすくなります。
シーラントをした歯は、シーラントをしていない歯に比べると、4年以上で60%も虫歯予防効果があることが研究結果でわかっています。

ただ予防できるのは噛む面のむし歯のみなので、歯磨きは従来通りしっかり行うことをおすすめします。

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