こんにちは!
7月に入り、ここ数日猛暑日が続いていますが、体調いかがでしょうか。
本格的に夏が始まってきている感じがしますね!!
今週は連日雨の日が多くなるみたいなので急な温度変化に気を付けて下さいね。
では、今回はデンタルフロスについてお話させて頂きます。
よく私達歯科衛生士もブラッシング指導の時にデンタルフロスを指導させて頂きますが、なかなか本当の使い方を知っている方は多くいないのではないかと思います。
まずは、種類についてです。
①糸タイプ ②ホルダータイプ(Y字型・F字型)
次に、それぞれの使い方についてご説明します。
①糸タイプ
~持ち方~
・フロスを約40㎝程(指先から肘まで)の長さに切る
・フロスを中指に2,3回巻き付ける
※この時、両手の間隔が10~15㎝になるように巻き付ける
・両手の親指と人差し指でつまんでピンとはる
※糸が張っていないと、狭いコンタクトポイントを通過しない為、『しっかり糸を張っている状態』にすることがポイント
~挿入の仕方~
・歯と歯の間に斜めにスライドさせながら、前後にゆっくり動かし、歯茎の下あたりまでゆっくりと引き下げ、徐々に歯冠の方まで動かしていく
※力まかせに無理に挿入すると歯茎を傷つけてしまうので注意!!
・フロスを歯に引っ掛けるようにして、上下に動かし、歯の側面に沿わせ清掃する
糸タイプは必ず『一度挿入した場所は使用しないこと』
②ホルダータイプ
今からフロスを購入しようと考えている方はこちらのタイプをお勧めします。
また、不器用な方、不慣れな方、補助用具を初めて使用する方にもお勧めです。
Y字、F字と種類がありますが、Y字型の方が奥歯は挿入しやすいです。
~挿入の仕方~
糸タイプ同様、フロスを歯に引っ掛けるようにして、上下に動かし、歯の側面に沿わせ清掃する
※ノコギリを動かすイメージで動かすと◎
ホルダータイプは一度使用したら破棄ではありません。
使用後は必ず流水下で水洗してから、次の歯間部に使用しましょう。
糸のほつれが見られたら交換時期です!
Q どうしてデンタルフロスを使った方がいいのか??
A 歯ブラシだけだと歯間部は十分に磨けていないことの方が多いから。
ブラッシングのみのお掃除で61%
フロスも追加してお掃除すると79%
のプラーク除去効果があると言われています。
そこで、デンタルフロスを使って、歯ブラシでは届かない、歯の側面や歯間部についている食べかすや
虫歯や歯周病の原因であるプラークを取り除き、予防していきましょう。
フロスを使うタイミングは歯磨剤に含まれる各種薬剤を行き届かせる為に歯ブラシのブラッシング前に使用して下さい。
以上、デンタルフロスについて今回お話させて頂きました!少しでもなるほどなぁと思って頂けたら嬉しいです。
どうやって使ったらいいのかわからない等ございましたら気軽に当院にお越しください!!
私達歯科衛生士が一緒にご指導させて頂きます!!
ではではこの辺で~ 下半期も頑張りましょう!!