こんにちは!
昨日は七夕でしたね!また今年も天気があまり良くありませんでしたね(´;ω;`)
皆さんは何かお願い事はしましたか?? その願いが叶いますように。。。
ところで、こちらを読んでくださっているお母さん!お父さん!毎日の仕上げ磨き苦労されていませんか??
当院にも沢山のお子さんが来院していますが、ご両親皆さん、口を揃えて
「仕上げ磨きをなかなかやらせてくれない」「仕上げ磨きでどこを重点的に磨いたら良いのか分からない」等々…
とりあえず仕上げ磨きをしてる方が多いのではないでしょうか。
本日は、年齢別に合わせた仕上げ磨きのポイントをお話します。
仕上げ磨きは9歳までやるのがベストです。
小児は低年齢児であればあるほど「仕上げ磨き」が重要になります。
🌻低年齢児(0~2歳)
①上唇小帯にあたらないように注意
上顎は上唇小帯を利き手と逆の人差し指で押さえながら磨き、歯肉方向から切縁方向に動かしながら磨く←小帯を傷つけない為
②歯磨きは気持ちいいと子供に思ってもらうことが一番大事
③臼歯の小窩裂溝部は奥から手前方向に磨くことの徹底←咽頭の方に歯ブラシが誤っていかないようにする為
④小窩裂溝部はグルグル磨き
歯磨きを嫌がる子なら、尚更歯ブラシは難しい。嫌がらない子でもジッとしていられなかったりするので
「動いてしまうかもしれない」時は前後のストロークはせず、グルグル磨くことで歯ブラシの動きを最小限にしながら、小窩裂溝部のプラークコントロールをする
⑤幼児は昼寝をする子がほとんど。その昼寝中に唾液量が減少し、う蝕が進行しやすくなる
なので、昼寝前に歯磨きができるのが理想。難しければ、カーゼなどで拭うと良い
⑥歯が萌出し始めたら歯磨きを始める
⑦口腔内に物が入ることに慣れさせる
⑧事故防止の為に子供に歯ブラシを持たせたら絶対に目を離さない
🌻3~5歳児
①全顎仕上げ磨きが大事
この時期は「自分磨き」が少しづつできるようになるが、不十分なことが多い為、全顎仕上げ磨きがとても大切
②ジッとしていられない子には2回に分けて仕上げ磨きを
この年代の子は仕上げ磨き中で全顎を綺麗に磨かせてくれる程、長い間ジッとしていられない
→朝晩2回に仕上げ磨きを分けること(朝は上顎 夜は下顎を必ず磨く)
一日一本の歯が、一日のうちに一度は綺麗になるというところをまずは目標に!!
③仕上げ磨きの姿勢はゴロンと寝かせて行うのが安全
④使用する歯磨剤は必ずフッ素入りのもので500ppm 使用量は5㎜程度
⑤自分磨きの時はフッ化物配合歯磨剤、仕上げ磨きの時にフッ化物配合のジェルタイプを使うと良い
⑥仕上げ磨き用の歯ブラシは「仕上げ磨き用」となっている製品を使う
理由は、ヘッドが小さく、ネックが細いのが特徴であり、仕上げ磨きは力が入りやすく、硬い歯ブラシが歯肉に当たると痛みを感じやすいので硬さはSを選ぶと良い
今日は、0~5歳児の仕上げ磨きのポイントについてお話しました。
次の機会に、6歳以上の仕上げ磨きのポイントについてお話します!
分からない点ございましたら、気軽に当院にお越しください!!お待ちしております。
ここまで読んで頂き、ありがとうございました。では、またの機会に~