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2023.07.06

歯周病と糖尿病の関係

こんにちは!おとなとこどもの経堂歯科です🌼

今日は歯周病と糖尿病の意外な関係についてお話します!

1.歯周病について

成人の約8わりりが歯周病に罹患しています。初期には痛みなどの症状はなく、ほとんどの人は自覚があまりないです。歯を失う最大の原因は歯周病なのです。

歯と歯茎の境目に付いた歯垢(プラーク)の中に存在する歯周病菌が原因となり歯周病が発症・進行します。

2.糖尿病とは

血糖値(血液中に含まれるブドウ糖)が慢性的に高くなる病気のことです。人は食事をすると血糖値が上がります。そして、血糖値の上昇が感知されると膵臓からインスリンと呼ばれるホルモンが分泌されます。

糖尿病ではインスリンの分泌量が減少したり、インスリンの働きが弱くなったりするため血糖値が高い状態が続くようになります。

糖尿病は合併症との関係が深くある疾患です。双方の関係が強いのは歯周病です。

3.歯周病と糖尿病の関連性

歯周病は細菌感染による慢性の炎症です。進行すると痛み、排膿、歯の揺れといった症状が出てきます。また歯周病は生活習慣病との関係が大きくかかわっています。その一つが歯周病です。あまり知られていないですが歯周病は糖尿病の合併症といわれるくらい深い関係があります。

 

4.歯周病だとどうして血糖値が高くなるのか?

歯周病が重症化すると血糖のコントロールが悪くなります。出血や膿を出しているような歯周ポケットからは、炎症に関連した化学物質が血流を経由して体内に放出します。中等度以上の歯周ポケットが口腔内全体にある場合、そのポケット表面積の合計は手のひらと同じ手度と考えられています。歯周ポケットの中は目では見えないですが、手のひらサイズの出血や膿が治療なしで放置されているとなると無視できない状態なのが分かります。

歯周ポケットから出て血流にのった炎症関連の化学物質は、体の中で血糖値を下げるインスリンを効きにくくします。そのため、糖尿病が発症、進行しやすくします。

5.歯周病治療で血糖値が下がる?

歯周病の治療をすると血糖コントロールが改善するという研究結果も多く報告されています。

スケーリング・ルートプレーニング(歯石除去)をすることにより、HbA1cが低下します。歯肉の炎症が引くとインスリンが効きにくい体質が改善します。

歯周病の治療とは患者さん自身のブラッシングによるプラークコントロールをしっかり行い、歯科医院で炎症の原因となる歯石を確実にことが大事になってきます。そうすることで歯肉の炎症をコントロールできればインスリン抵抗性が改善し、血糖血糖コントロールも改善するいうことが報告されています。

歯周病になる前に定期検診やおうちでのセルフケア、生活習慣を改善させることにより口腔内の状態が良くなります!そして合併症のリスクも減ってきます。

歯周病でお困りの方ぜひおとなとこどもの経堂歯科でお待ちしてます🌈✨

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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