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2024.02.19

虫歯の詰めもの種類

こんにちは😀おとなとこどもの経堂歯科です🐭

これから虫歯治療を考えている人に向けて、詰め物や被せ物の種類についてメリット・デメリットをご説明します😀

 

詰め物と被せ物の違い

まず、詰め物被せ物は虫歯の大きさで変わってきます。

①詰め物:虫歯治療で空いた小さな穴を埋めるために詰めるものです。

②被せ物:虫歯治療で削った後に被せるためのものです。

詰め物は、比較的小さな虫歯などに用いられ、取り除いた虫歯の部分を詰めもので埋めます。

しかし虫歯が大きく進行していていると、大きな穴があいてしまうこともあります。

その場合詰め物では治せないケースが多いです。その際に用いるのが被せ物です。

以上のように虫歯治療で用いられる詰め物と被せ物は虫歯の進行度合いによって変わります。

 

 

歯の詰め物の種類(保険適用)

まずは保険適用対象となる詰め物を紹介します。

①コンポジットレジン

虫歯治療で用いられる詰め物の代表的なものがこの「コンポジットレジン」です。

白色のプラスチックでできた詰め物で、金属アレルギーの方でも詰めることが可能です。

メリット:

①白色で目立ちにくい

②治療期間が短い

③歯を削る量が少なく済む

④金属アレルギーの方でも使用可能

デメリット:

①耐久性が低いため摩耗しやすく破損する可能性あり

②変色しやすい

③悪化した虫歯には適さないことがある

④段差や隙間ができやすい(2次カリエスの可能性あり)

 

②銀歯(メタルインレー)

「メタルインレー」とは一般的に「銀歯」と呼ばれます。ただし素材は銀ではなくパラジウム合金です。

銀歯は金属であるため、白い歯に詰めると目立ちます。

ですがコンポジットレジンに比べてすり減りが少ないことがメリットといえます。

メリット:

①すり減りが少ない

②耐久性が高く欠けにくい

③幅広い虫歯にも適応できる

デメリット:

①見た目が目立つ可能性あり

②最低2回の通院が必要

③金属アレルギーのリスクがある

④隙間ができることがある(2次カリエスの可能性あり)

 

歯の詰め物(自費診療)

①ジルコニアインレー

人工のダイヤモンド素材で、最高級の透明度と丈夫さを兼ね揃えています。

メリット:

①歯ぎしりをする方にも適応

②金属を使用しないためアレルギーが起こりにくい

③白いので自然に仕上がる

デメリット:

①保険適用外のため高価

②ややのっぺりとした白に感じる

 

②セラミックインレー

「セラミックインレー」は陶器素材でできています。

白く透明感があるので天然歯と遜色ない仕上がりになります。

審美性も高く、耐久性にも優れています。

 

メリット:

①透明感を持った素材で審美性に優れている

②金属を使用しないためアレルギーが起こりにくい

③着色や劣化の可能性が低い

④適合がよいため2次カリエスになりにくい

デメリット:

①保険適用外のため高価

②自分の歯より硬い、歯ぎしりの強い方には使えないこともある

 

③ハイブリッドインレー

セラミックとプラスチックが半分ずつ入っています。

金属を使用していないため、金属アレルギーの方でも治療を受けられます。

メリット:

①入れたてのキレイさは純セラミックと遜色ない

②コンポジットレジンより耐久性が高い

デメリット:

①保険適用外のため高価

②長期間使用では変色することがある

③セラミックに比べると透明感がない

 

④ゴールドインレー

高カラット金合金を使用しています。

金属でありながら歯や歯茎の変色がなく、金属アレルギーにもなりにくいです。

メリット:

①割れる心配がない

②2次カリエスになりにくい

③適合性が良い

デメリット:

①保険適用外のため高価

②金属の色が気になる場合がある

③金属代が高い

 

歯の被せ物の種類(保険適用)

①銀歯(メタルクラウン)

「銀歯」は金属製の被せ物のことです。

保険適応対象で虫歯治療を受けた場合、被せ物は銀歯が基本となります。

メリット:

①保険適用のため安価

デメリット:

①隙間ができやすいため2次カリエスのリスクが高い

②色が銀色のため目立ちやすく審美性に劣る

③劣化しやすい

④金属アレルギーの不安がある

 

②レジン前装冠

金属を内部に入れてプラスチック素材で覆います。

メリット:

①中身が金属のため耐久性が高い

②安価に見た目の良い被せ物ができる

デメリット:

①変色で黄ばんでくる

②表面が傷つき艶がなくなる

③摩耗してくる

④金属アレルギーの心配がある

⑤口臭の原因になることがある

 

③CAD/CAM冠

プラスチック素材を使用する被せ物が「CAD/CAM冠」です。

メリット:

①審美性が高い

②金属アレルギーの心配がない

③治療期間が短縮化される

④歯垢や歯石が付着しにくい

デメリット:

①すり減りやすい

②欠けやすく割れやすい

③長期にわたる使用で変色・艶がなくなりやすい

 

歯の被せ物(自費治療)

詰め物と同じように、治療費をかければ審美性の高い被せ物を入れることができます。

①ジルコニアクラウン

人工ダイヤモンド素材で、最高級の透明度と丈夫さを兼ね揃えています。

メリット:

①歯ぎしりをする方にも適応

②金属を使用しないためアレルギーが起こりにくい

③2次カリエスになりにくい

デメリット:

①保険適応ではないため高価

②ややのっぺりとした白に感じる

 

②セラミッククラウン

ジルコニアが登場するまでは1番主流だったセラミックです。適度な透明感と丈夫さがあります。

メリット:

①金属を使用しないためアレルギーが起こりにくい

②2次カリエスになりにくい

③白く透明感があり審美性が高い

④変色しにくい

⑤耐久性が高い

デメリット:

①保険適応外のため高価

②ブリッジに制限あり

③ジルコニアに比べるとやや欠ける可能性がある

④金属よりも強度がやや低い

⑤歯ぎしりやくいしばりの力に弱い

③ハイブリットレジン

セラミックとプラスチックが半分ずつ入っています。

メリット:

①入れたてのキレイさは純セラミックと遜色がない

②自費治療の中では安価

デメリット:

①保険適用外のため高価

②長期間使用では変色することがある

③セラミックに比べると透明感がない

④ゴールドクラウン

ゴールドで全体を作ります。

メリット:

①割れる心配がない

②適合が良いため2次虫歯になりにくい

デメリット:

①保険適応外のため高価

②金属代が高い

③色が金のため目立つ

選ぶときの注意点

 

①治療費:まずは予算内に収まるか確認をすることが大事です。

②見た目:これからずっと使っていく詰め物・被せ物なので審美性も重要です。

③アレルギー:金属アレルギーの方は、金属不使用のものを選ぶことをおすすめします。

④機能性:歯の実用面において機能性も欠かせません。

 

歯の詰め物・被せ物の寿命

虫歯治療後の詰め物・被せ物の寿命は基本的に「5~8年」といわれています。

これは詰め物・被せ物自体の寿命ではなく、歯にセットする接着剤が「5~8年」で寿命を迎えるという意味です。

長く使っていくには定期検診に通い、メンテナンスを受けましょう。

定期検診を受けていれば、初期虫歯ができてしまっても早期発見が可能です。

虫歯治療で使う詰め物・被せ物の種類は様々です。自分自身の口腔内状況にあっているものを選択しましょう。

 

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