2025.10.30

ハロウィン後の虫歯対策🎃⭐️

 

こんにちは🦷おとなとこどもの経堂歯科です🪥✨

ハロウィンといえば、チョコレートやキャラメル、キャンディーなど、甘いお菓子を食べることが多いですよね!ハロウィン後の数日間こそが虫歯になりやすい時期なんです😭

🍬どうして虫歯になるの❓

虫歯の原因は、糖と時間です‼︎

お菓子を食べた後、口の中では虫歯菌が糖をエサにして酸を出し、歯を溶かすという反応が起きてます。特にキャラメルやグミなどの歯にくっつきやすいお菓子は、口の中でに糖が長く残るため、虫歯リスクが上がります。

🪥食べた後のケア

1お菓子はまとめて食べる🥣

 ダラダラと長時間食べるよりも、時間を決めて食べるのが良いです✨

2食べた後は水でうがい🫗

 食べた後すぐに歯磨きが出来たらやりましょう

できない場合は、うがいをするだけでも糖分を洗い流す効果はあります。

スポーツドリンクやジュースではなく、水でうがいをしましょう

3寝る前の歯磨きは丁寧に🦷

寝ている間は唾液が少ないため、フロスや歯間ブラシを使って細かい所まで汚れを落とすようにしましょう

 

ハロウィン後は、歯の表面にベタつきや着色汚れが残りやすいので、歯医者での歯の表面の汚れ除去、初期むし歯のチェックも出来るので、虫歯予防にとても効果的です。クリーニングお待ちしております✨🎃

 

 

 

2025.10.16

フッ素って安全?どんな効果があるの?🦷✨

こんにちは♪おとなとこどもの経堂歯科です🦷

「フッ素」って聞くと、

「虫歯にいいって聞くけど、本当に安全なの?」、「子供に使って大丈夫?」と気になる方も多いと思います。

今日は、そんなフッ素の正しい知識をわかりやすくお話しします😃🌿

 

フッ素ってそもそも何?

フッ素(フッ化物)は、自然界に存在するミネラルの一種です。海水・お茶・野菜・魚など、私たちの身の回りにもごく普通に含まれています。

歯科で使うフッ素は、この天然の成分を虫歯予防に活かしたものです✨

フッ素の3の虫歯予防効果

1️⃣歯を強くする

フッ素が歯の表面(エナメル質)の取り込まれると、『酸に強い歯』になります。これが虫歯になりにくくする第一の働き。

2️⃣初期虫歯を修復する

虫歯の初期段階では、歯の表面が少し溶け始めています。フッ素はその部分に再びカルシウムなどを取り込ませ、修復を助けます!

3️⃣菌の働きを抑える

虫歯菌が出す酸の量を減らし、虫歯の進行を防ぎます。

 

子供に使って大丈夫?

もちろん安全です!!

日本では歯科医院や市区町村の健診でも標準的に使用されています。ただし、年齢にあった濃度、量を守ることが大切です!

2歳まで米粒くらいの量(950ppmのフッ素入り歯磨剤)

3歳〜5歳グリンピース大の量(950ppmのフッ素入り歯磨剤)

6歳以上歯ブラシ全体(2センチ、1450ppmのフッ素入り歯磨剤)

保護者の方が見守りながら使ってあげましょう。

 

 

 

 

 

歯科医院でのフッ素塗布

お家でのケアに加えて、歯科医院での「高濃度フッ素塗布(9000ppm)はさらに効果的です🪥特に生えたばかりの歯はフッ素を吸収しやすいので、定期的(3〜4ヶ月に一度)な塗布をおすすめしています!

まとめ

・フッ素は自然界にある成分で、安全に使えます。

・歯を強くし、初期虫歯を修復し、虫歯菌の働きを抑える効果があります。

・年齢に応じた正しい使い方を守ることが大切です!

 

 

 

 

 

 

虫歯予防のために、毎日のフッ素ケアを取り入れていきましょう🦷🪥✨

 

当院では、お子さまの年齢やお口の状態に合わせたフッ素ケアをご案内しています!ご希望の方はお気軽にご相談ください☺️🌿

2025.10.03

洗口液を使っていますか?

こんにちは🎈おとなとこどもの経堂歯科です🎃

あなたは普段の口腔ケアでどんなアイテムを使用されていますか?

歯ブラシ、歯磨き粉は多くの方が使われているかと思います。

フロスや歯間ブラシ、タフトブラシ、舌磨きなどいろいろな口腔ケアグッズがありますよね!

その中でも日々の歯磨きに加えて、洗口液(マウスウォッシュ)を使うことが、歯と口腔の健康にどれだけ効果的かご存じでしょうか?

今回は洗口液を使うメリットを歯科医院としてご紹介し、どのように口腔ケアに役立てていけるのかご提案させていただきます。

1.口臭予防に効果的

洗口液の最も一般的な使い方の一つが口臭予防です。口腔内に繁殖する細菌が原因で口臭が発生しますが、洗口液には抗菌成分が含まれているため、これらの細菌を減少させることができます。特に食後や寝る前に使うことで口臭を防ぎ、清潔な口内環境を保つことができます。

2.むし歯や歯周病の予防

洗口液にはむし歯や歯周病の予防に役立つ成分が含まれていることが多いです。フッ素が含まれている製品は、歯を強化し、むし歯の発生を防ぐことができます。また、抗菌成分が歯周病の原因となる細菌の繁殖を抑え、歯周病の予防にもつながります。

3.歯磨きの補助として効果的

歯磨きだけでは届きにくい部分、例えば歯と歯の間や奥歯の周りなど、洗口液を使用することで、残っている細菌や食べかすを効率よく取り除くことができます。これにより、歯磨きだけでは取り切れない汚れを除去し、口内を清潔に保つ手助けとなります。

4.口内の炎症を抑える

特に歯周病や口内炎がある場合、洗口液に含まれる抗炎症成分が、口腔内の炎症を抑える効果があります。これにより、痛みや不快感を軽減し、回復を促進することができます。

5.使い方が簡単で手軽

洗口液は忙しい日常の中で手軽に使えるアイテムです。歯磨きの後に数十秒ほど口をすすぐだけで効果を得ることができるため、時間がない時や外出先でも簡単に使用できます。また、使い方が非常に簡単なので、特に高齢者やお子様でも手軽に取り入れやすいケア方法です。

6.口腔の健康を維持するための習慣作り

洗口液を日常的に使用する事で、口腔ケアの習慣が自然に身に付き、歯や歯茎の健康を維持する意識が高まります。特に家族全員で取り入れることで、口腔ケアが日常の一部となり、子どもたちにも健康な口内環境を意識させるよい機会となります。

☆当院でおすすめの洗口液をご紹介☆

モンダミン HABIT PRO(ハビットプロ)

歯科専売品で歯科医院でしか購入できないモンダミンです。CPC(塩化セチルピリジニウム)が歯垢の付着を防ぎ、口腔内の原因菌を殺菌します。GK2(グリチルリチン酸ジカリウム)が歯茎の腫れと炎症を防ぎます。TXA(トラネキサム酸)が歯茎からの出血を防ぎます。辛くない天然ミントの香料で作られいて、ノンアルコールで低刺激なのでお子様も使いやすいです。クリーニング後のキレイな口腔内を保ちやすくなるので当院一押しです!

https://www.earth.jp/dental/products/mondahmin-habitpro.html

モンダミン ONESHOT PRO(ワンショットプロ)

こちらも歯科専売品で歯科医院でしか購入できないモンダミンです。殺菌成分CPC高活性処方(CPC以外の成分が殺菌活性を阻害することがないように、必要最低限の成分でCPCの働きを最大限に高めている処方)で長時間殺菌コートができるので、就寝前に1回の使用のみでOK。唾液の分泌が低下する就寝中は口腔内細菌が最も増えやすくなります。就寝前に使用することで、翌日まで口腔内細菌の増殖を抑制するので、口腔環境を整えるためにも有効です。

https://www.earth.jp/dental/products/mondahmin-oneshotpro.html

モンダミン FIRSTSTEP PRO(ファーストステッププロ)

こちらも歯科専売品で歯科医院でしか購入できないモンダミンです。こちらはむし歯になりやすい方に特におすすめのアイテムです。ph調整剤のはたらきで食後の口腔内の酸を素早く中和してくれます。天然コーティング成分セラックと殺菌成分CPCが歯の表面をWコートしてむし歯を予防します。低刺激のノンアルコールタイプでお子様も毎日使いやすいぶどう味。もちろん大人の方にもお使いいただけます。

https://www.earth.jp/dental/products/mondahmin-firststeppro.html

画像出典:アース製薬ホームページ

まとめ

洗口液は日々の歯磨きに加えて、口腔内をさらに清潔に保つための強力なサポーターとなります。口臭予防やむし歯、歯周病の予防、さらに炎症の軽減にも効果があります。使い方も簡単でどなたでも手軽に取り入れることができるので、毎日の習慣に加えてより健やかな口内環境を目指しましょう。上記オススメの洗口液は当院で販売しております。治療やクリーニングのご予約がなくても、当院のご利用が初めての方でも商品のみのご購入も可能です。もしまだ洗口液を使ったことがない方は、ぜひ一度試してみてください。また、どの製品が自分に合うか分からない場合はいつでもスタッフまでご相談ください。

 

2025.10.02

妊娠中に歯医者に行っても大丈夫?

こんにちは🌞おとなとこどもの経堂歯科です🦷🪥

妊娠中はつわりや体調不良で歯磨きがしづらくなったり、女性ホルモンの変化によって虫歯や歯肉炎などのさまざまな口のトラブルが起こりやすくなります。

今日は妊娠中の口腔ケアのポイントや、歯と口腔トラブルを防ぐための方法を紹介します😀

口腔内環境が大きく変化する妊娠期間

まず、妊娠をすると女性ホルモンが増加します。その影響で歯肉の出血や腫れが出やすくなります。唾液の量や質も変化するので、唾液の量が減少して口腔内がネバネバしやすくなり、唾液本来の働きが低下してしまうので細菌が増えやすくなります。そして口腔内も虫歯になりやすい酸性に傾きやすいので注意が必要です💦

妊娠中の虫歯・歯周病に注意

妊娠すると女性ホルモンが増加するため、これまで歯医者で指摘されなかった部分にもトラブルが発生することがあります。妊娠時はつわりや体調不良によって歯を磨く回数が減ってしまうため、口腔内が不衛生になりやすく、口臭・口内炎・歯周病の心配が出てきます💦歯周病になると、早産・低体重児出産のリスクも高くなりやすいです。

妊娠中の口腔ケアのポイント🌷

基本ですが、食事後はしっかり歯を磨くことです!ただし、妊婦さんはつわりなどで歯ブラシを口腔内に入れることも辛い時があるかと思います😢そんな時は無理をせずに、体調が良い時に磨くようにしましょう☺大丈夫な時に少し磨いて、体調が落ち着いてきたら「食べたら磨く」の習慣にするといいと思います。ですが、就寝前の歯磨きはなるべくしましょう。寝ている間は唾液の量が減少し、口腔内の細菌が繁殖しやすい状態になるためです。

つわりがひどい時のポイント🪥

吐き気を防ぐには、歯ブラシはなるべくヘッドの小さいものを選択するとよいでしょう🪥歯ブラシを口の横から入れて小刻みに奥歯や親知らずを磨くようにすると、先端が喉の奥のほうまでいきにくくなります。下を向いて歯磨きをするのも、嘔吐反射を防ぐために効果的です。

オーラルグッズの活用👄

普段、糸タイプのデンタルフロスを使用しているのであれば、指が口の中に入りすぎないホルダータイプのデンタルフロスを使うことをおすすめします。香りをおさえた歯磨剤を選択するのもいいですし、歯磨きの代わりにはなりませんが、体調が悪く歯が磨けない時は洗口液を使うのもいいと思います☺洗口液の中には殺菌成分やフッ素を配合しているものや、歯肉の炎症をおさえてくれるものもあります。

妊娠中、いつ歯医者に行けばいいの?

体調が安定してくる妊娠中期の受診をおすすめします。妊娠初期や後期に受診は可能ですが、妊娠初期はつわりがひどかったり、妊娠後期はおなかが大きくなるので、クリーニングなどで長時間仰向けでいることが辛い場合があります💦

妊娠中の歯科検診で気をつけたいこと

受診の際は必ず妊娠中であることを伝えてください。妊婦さんが使用可能な薬剤を使ったり、妊婦さんに配慮した治療を行います。

 

歯医者は痛みが出てから行くには遅いと言われています😢定期的にメンテナンスを行い、何かがあれば早期に治療を行えるようにしておくと安心です☺

 

2025.09.09

食欲の秋に注意!甘いおやつと虫歯の関係

こんにちは✨おとなとこどもの経堂歯科です🦷

秋といえば「食欲の秋🍂」。サンマや栗、さつまいも、柿などおいしいものがいっぱいですね!

でも、秋の味覚を楽しむ時にちょっと意識するだけで歯を健康に保てるポイントがあるんです!!

 

1、栗・さつまいも・柿は歯にくっつきやすい!

秋の人気のおやつ「栗」「さつまいも」「干し柿」は、甘くて栄養豊富ですが歯にベタっとくっつきやすい食べ物です。

長い時間歯に残ると虫歯リスクが高くなります。

➡︎食べた後はお茶でゆすいだり、できれば早めに歯磨きをしましょう🪥

2、サンマ・きのこ・秋鮭はカルシウムやビタミンDが豊富

秋の魚やきのこは「歯や骨を強くする栄養」がいっぱい。

・サンマ、鮭→カルシウム、ビタミンD

・しいたけ→ビタミンD(カルシウムの吸収を助ける)

➡︎虫歯予防だけでなく、子供の歯の成長にも役立ちます。

3、食欲の秋🟰食べ過ぎに注意!

ダラダラ食べや間食が増えると、口の中がずっと酸性状態になりむし歯リスクUP

おやつは時間を決めて、まとめて食べる」のが歯を守るコツです⚔️

4、ママにおすすめの工夫

・甘いおやつの後は水やお茶でリセット

・果物は「だらだら食べ」ではなく食後にまとめて

・子供が寝る前に食べないようにする(寝ている時は唾液が減る)

 

 

食欲の秋は、家族みんなで食事を楽しむ季節です✨

「おいしいものを食べながら、歯の健康も守る」ことができれば最高ですね🍂🦷✨✨

 

 

2025.09.04

スポーツドリンクで虫歯になる?

こんにちは!おとなとこどもの経堂歯科です🪥

まだ暑い日が続いていますね☀️

暑い日や運動のあと、体に染み渡るスポーツドリンク。熱中症対策にもいいとされ、子供から大人まで幅広く飲まれています。

しかし、実はスポーツドリンクは「虫歯になりやすい飲み物」の一つだとご存知でしょうか?

今回は、その理由と注意点、そして虫歯を防ぐための工夫について詳しくご紹介します!

 

1、なぜスポーツドリンクで虫歯になるの?

①砂糖が多い

スポーツドリンクはエネルギー補給のために砂糖が多く含まれています。500mlのペットボトル1本で角砂糖10個分前後の糖分が入っているものもあります。

虫歯菌は糖をエサにし、酸を作り出し、その菌が歯を溶かしてしまいます。つまり、スポーツドリンクを頻繁に飲むことは、虫歯菌にとって「ごちそう」を与えているのと同じなのです。

②酸性の飲み物

スポーツドリンクは「酸性度」が高いのも特徴です!pH(ペーハー)が⒌5以下になると歯の表面のエナメル質が溶けやすいと言われていますが、多くのスポーツドリンクはpH3〜4程度と強い酸性

糖分+酸性、このダブルパンチで虫歯のリスクを大きく高めてしまうのです。

2、特に注意したい飲み方

ちびちび時間をかけて飲む

口の中に糖分と酸が長時間残り、歯が溶けやすい状態が続きます。

就寝前や夜中に飲む

寝ている間は唾液の分泌が減り、歯を守る力が弱まるため、虫歯になりやすくなります。

毎日の常用

運動後の特別な飲み物ではなく、普段の水分補給として日常的に飲んでいると、虫歯だけでなく生活習慣病のリスクも高まります。

3、虫歯を防ぐための工夫

「じゃあ、スポーツドリンクは飲んではいけないの?」

そんなことはありません!熱中症対策や激しい運動の後にはとても有効です。大切なのは飲み方の工夫です。

飲んだあとは水やお茶で口をゆすぐ

できるだけ短時間で飲み切る

普段の水分補給は水・麦茶を選ぶ

寝る前に飲むのは避ける

日頃からフッ素入り歯磨き粉で歯を強くしておく

これらを意識するだけでも、虫歯のリスクを大きく下げることができます。

4、まとめ

スポーツドリンクは体に必要な水分やミネラルを補える便利な飲み物ですが、糖分と酸性の影響で虫歯を引き起こしやすいという側面があります。

砂糖が多い

酸性度が高い

飲み方によってリスクが変わる

このポイントを知っているかどうかで、歯の健康は大きく変わります。お子さんやご家族が安心してスポーツや外遊びを楽しためにも、ぜひ今日から意識してみてください!

そして、定期検診で歯を守る習慣を取り入れましょう🦷🪥✨

 

 

2025.08.28

子供の黒い着色はなぜ付く?

こんにちは😃おとなとこどもの経堂歯科です🦷

今回は、子供の歯の黒い着色(ブラックステイン)についてお話しします。

たまに小さい子供さんで、タバコのヤニのように黒い着色が歯全体に付いていることがあります。

ブラックステインは小児の約2〜20%にみられると報告されている色素沈着の一種です。ブラックステインは歯茎に沿って歯の表面に、線または点状の黒い色素としてみられます。

着色のメカニズムは完全には解明されていませんが、口腔細菌の種類や唾液の性状が関与されていると考えられています。黒い色は、細菌により産生された硫化鉄に由来するとされています。

お口の中には、虫歯や歯周病の最近など様々いますが、ブラックステインが見られる小児の口腔内はプラークや唾液中の色素産性能を持つ原因菌の比率が高いと考えられています。

様々な研究により、虫歯の原因菌より着色の原因菌が優勢であると考えられていることや、唾液中のカルシウムやリンの濃度、食事などにより酸性に傾いたお口の中を中性に戻す力(唾液緩衝能)が高いとも言われているため、ブラックステインが見られない小児に対して虫歯になりにくいといわれています。

ブラックステインは大人になるにつれて自然消滅することがほとんどです。

審美的な問題以外は特にありません。

セルフケアでの除去は困難で、強固に付着するので歯科医院でのクリーニングでも綺麗に落とすことはかなり難しいです。

また、虫歯になりにくいと言われていても、ならないわけではないので定期的なクリーニングやフッ素塗布をおすすめします。

 

2025.08.26

何でフロスをすると血が出るの??

こんにちは🌞おとなとこどもの経堂歯科です。

最近、定期検診で来て下さる患者様にフロスを使用するようにオススメすると、「フロスを使うと血が出るから怖くてできないんです。」とよく聞きます。

これを読んでいただいてる方の中にも、私も!と思っている方いらっしゃるのではないでしょうか??

それは、汚れが歯と歯の間に溜まっており、歯茎が炎症を起こしていて血が出ているのです( ゚Д゚)!!
歯ブラシでは除去できなかった歯垢が原因で起こったものであり、その歯垢のせいで歯周ポケットにバイ菌が溜まり、炎症を起こして歯茎が腫れ、血が溜まります。

その状態にフロスをする事で溜まっていた血が出たというわけです。
フロスをする事で、歯茎に良い刺激を与え、溜まった悪い血をどんどん排出する事ができるので、怖がらず、しっかりフロスをする事がとても大切です。

フロスを継続する事で歯茎の状態が改善され、出血は徐々に治まってきます。

 

フロスにはこのような種類があります。↓

 

💡フロスをしないと起こり得る影響

歯茎の出血:歯周病が悪化すると、歯茎が炎症し、出血しやすくなる

虫歯:歯の間に残った歯垢が虫歯菌の餌となり、虫歯が進行しやすくなる

歯周病:歯周ポケットに歯垢が溜まると、歯周病の原因菌が繁殖し、歯茎に炎症を起こす

    放置すると、歯を支える骨まで溶け、歯が抜けたりする可能性が高くなる

口臭:歯の間に残った食べかすが腐敗し、口臭の原因になる

歯並びの悪化:歯周病が進行し、歯を支える骨が溶けてしまうと、歯が動揺し、歯並びが悪くなることがある

歯の異常に気付きにくい:フロスを使用する事で歯の異常に気付くきっかけになる

            フロスが引っかかる、痛むなどの違和感 etc…

 

 

💡フロスの使用頻度と効果

毎日1回は使用する

週1回程度では効果はありません!!

 

💡まとめ

フロスは歯ブラシだけでは届かない歯間や歯周ポケットの歯垢を除去し、虫歯や歯周病の予防につながる重要な役割を果たします。毎日の使用で口腔内を清潔に保ち、歯の健康を維持していきましょう!(^^)!

どのタイプのフロスを使ったら良いか分からない、使い方が分からないがありましたら、是非、当院にお越しいただきその方に合ったフロスをオススメさせていただきます👍

一緒にフロスマスターを目指しましょう(^▽^)/

 

 

2025.07.28

痛みがなくても歯医者に行く理由

こんにちは😃おとなとこどもの経堂歯科です🦷

みなさんは、どんな時に歯医者に行っていますか?🏥

・歯に痛みがある時

・歯茎が腫れて出血が気になる時

・詰め物や被せ物が取れてしまった時

など、なにか症状があるときに歯医者さんに行く方が多いのではないでしょうか?

実は、症状が出てからではもう手遅れ…なんてことも少なくありません。

虫歯や歯周病が重度まで進行してしまうと、最悪の場合抜歯なってしまいます🦠

虫歯が進行すると…

図のように、ズキズキとした痛みが出てから(C3)では神経に近い深い虫歯になっていることが多いため、痛みをなくすには痛覚のある神経を取り除く治療が必要になります。1度神経を取った歯には栄養がいかなくなるため、枯れ木のように歯が脆くなって根っこが割れてしまうことがあります。

歯周病が進行すると…

歯周病は、歯を支えている骨が歯周病の細菌によって溶かされてしまう病気です。歯周病初期の場合、ほとんど症状がなく進行します。

ですから、症状があって来院された時には図の軽度以上になっていることが多いです。

1度溶けてしまった骨を再生することは難しいため、進行してしまう前の歯周病治療が大切です。

 

まとめ

お口の健康を保つためには、自宅でのセルフケアはもちろん、

歯科医院での定期的なプロフェッショナルケアが大切です!🌟

今、何も症状がなくても1度歯科医院でお口の中を診てもらいましょう🪥

 

 

 

2025.04.21

女性ホルモンと口腔の関係

こんにちは😃

おとなとこどもの経堂歯科です🦷

 

今回は女性にスポットをあて、女性ホルモンがどのように影響を与えるのかお話させてください。

 

女性のライフスタイルと女性ホルモンの関係は、とても深くて繊細です。生活習慣のちょっとした変化がホルモンバランスに影響を与え、心や体の調子に大きく関わってきます。

◼️女性ホルモンとは? 

主に2種類:

エストロゲン(卵胞ホルモン):肌や髪のツヤ、骨の健康、自律神経の安定に関わる

プロゲステロン(黄体ホルモン):妊娠の準備、体温の上昇、むくみやすさなどに関わる

この2つのバランスが月経周期に合わせて変動しています。

 

 

では、このライフステージの中でどのような症状が出現するでしょうか?

【1.月経周期】

・影響:月経前や月経中にホルモンバランスが変動すると、歯茎が腫れやすくなったり、出血しやすくなることがあります。(ホルモン性歯肉炎)。

・原因:エストロゲンとプロゲステロンの変動が、歯茎の血管透過性や炎症反応に影響。

【2.妊娠】

・影響:妊娠性歯肉炎が起こりやすくなります。これは妊娠中のホルモンの影響で歯茎が敏感になり、腫れや出血が増える状態。

・他:妊娠性エプーリス(歯茎の良性のしこり)ができることもあります。

・注意点:妊娠中は免疫力が低下しやすいため、歯周病が悪化しやすく、また早産や低体重児のリスクとも関連しています。

【3.ピルの服用】

・影響:経口避妊薬(ピル)に含まれるホルモンが、歯茎に影響を与え、歯周病のリスクを高める可能性があります。

・その他:血栓症リスクに関連して、一部の抜歯や外科処置時に注意が必要な場合も。

【4.更年期】

・影響:エストロゲンの減少により、口腔乾燥(ドライマウス)、歯周病、骨密度の低下(顎骨にも影響)などが起きやすくなります。

・症状:焼けるような痛み(口腔内灼熱感)、味覚異常などが報告されることも。

【5.骨粗しょう症】

・閉経後の女性は骨密度が低下しやすく、顎の骨も例外ではありません。歯がぐらついたり、歯を支える骨が痩せてしまうことがあります。

【まとめ】

ホルモンは歯茎や顎の骨、唾液の分泌、免疫反応などに影響を与えるため、ライフステージに応じた口腔ケアはとても大切です。特に以下の点に注意すると良いです。

・定期的な歯科検診

・妊娠・更年期などのタイミングでの相談

・歯周病予防(正しい歯磨き、フロス、定期クリーニング)

 

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