2021.10.22

歯周病は全世界で最も蔓延しているってご存知ですか?

こんにちは☀️
おとなとこどもの経堂歯科です🦷🪥

皆さん全世界で最も蔓延している病気は何かご存知ですか?

皆さんもご存知の「歯周病」なんです!
今ではCMなどでもよく「歯周病」という言葉が流れるほど一般的になってきましたが歯周病は奥が深い病気です!
そんな歯周病を今日は一緒に学んでいきましょう!

歯周病についてご説明します

虫歯などと違いまず痛みがありません。痛みがないので放置されがちですがいつの間にか進行してしまいます。
歯磨き時出血したり、顎の骨が溶け歯が揺れ始め上手く噛めなくなったり、強い口臭がしたりと久々に歯医者さんに行ったら大変なことになってたなども少なくありません😣
また、歯周病は生活習慣病の一つだということをご存知でしたか?
歯周病の最大の原因はプラーク(歯垢)ですが、歯周病を悪化させるリスクファクターとして「生活習慣」が大きく関わってきます。喫煙、不規則な食生活、ストレスなどが加わり口腔内の代謝の変化、骨が溶け炎症による組織の破壊がおこり結果として歯周病の症状が現れます。
また、不規則な生活習慣の方はお口の中のセルフケアもななかなかままならず歯科医院への来院遠のいてします傾向があります、、
口腔の健康が全身の健康に影響を与えることも明らかになってきており、アルツハイマー病や糖尿病、脳血管疾患などの全身疾患の発症が促進されることがわかっています。
(生活習慣病の定義→食習慣、運動習慣、休養、喫煙、飲酒等の生活習慣がその発症・進行に関与する疾患群)

歯周病予防進行させないための大切なこと

それは、毎日の歯磨きと定期的な歯医者さんでのお掃除です!
どっちかが欠けてしまっては歯周病はどんどん進行してしまいます😣💔🦷
細菌の大きさ(約1μm)は歯ブラシの毛の大きさ(約200μm)に比べて小さく、ブラッシングは熊手で砂山を掃いているようなものです。どんなに頑張っても歯ブラシでは細菌レベルまで取り除くことはできず歯周ポケットや根分岐部には歯ブラシを当てることもできません。そう言った場所には洗口液も届きません。
ご自宅でのセルフケアでは、殺菌や抗菌成分を配合している歯磨剤や洗口液を使い口全体の細菌を減らし、プラーク付着抑制と歯肉炎予防をしていきましょう!なので歯医者さんでのクリーニングで歯ブラシでは届かないところのお掃除やセルフケアの見直しなど定期的にする事で今までの磨き方改善ができ、それが定着していけば毎日のブラッシングマスターになれます!🦷✨
毎日やる歯磨き自分に合った磨き方は一人一人違います。もちろん歯ブラシの形や大きさ硬さなども一人一人違うのでそういうところもメンテナンス時にお伝えできればと思います!
歯周病は患者さんと私達二人三脚で頑張っていかないと直すことはできないので一緒に頑張っていきましょうね!

2021.10.22

虫歯と糖の関連性

みなさんこんにちは!

おとなとこどもの経堂歯科です😊🦷🪥急に寒くなりましたが、体調など崩されていないでしょうか?

さて、本日はみなさんご存知の通り虫歯にも大きく影響する『砂糖』のお話をしていきます🐜

「甘い物を食べすぎると虫歯になるよ!」とよく言われると思いますが、皆さんはなぜ甘いもののせいで虫歯になるのか説明出来ますか?

虫歯になる原因には

①宿主と歯

・歯の質が生まれつき弱い、歯の溝が深いなど

②微生物

・虫歯の原因菌であるミュータンスレンサ球菌

③飲食物

・スクロース(砂糖)

があります。③にあげたように原因の代表としてスクロース(砂糖)がやはり大きく関わってくることが分かりますね🥲🥲

ではなぜ砂糖により、虫歯になるのでしょうか?🤔そのしくみについてお話します!

まず食べ物を食べると、口の中にいる虫歯の原因になる細菌が食べ物の中のショ糖(砂糖の成分)をブドウ糖と果糖に分解します。

細菌はブドウ糖から「グルカン」というネバネバとした物質を作ります。これが歯に強く固まってできたものがプラーク(歯垢)です!

そしてそのプラークの中にいる多数の細菌が新たなショ糖を分解します。そして、ブドウ糖から新たにグルカンを作ってプラークを大きくしたり、ブドウ糖と果糖を取り込んで代謝し、「酸」を作り出します。

その「酸」が長く歯に停滞すると、歯の硬組織の主成分である『ハイドロキシアパタイト』を溶かし表面が脱灰(白っぽくボソボソした歯)するこそにより齲蝕(虫歯)になります😵‍💫

普段私たちが食べるお菓子、ケーキ、ジュースにはたっぷりの砂糖が入っています🥲これが原因を作る訳です。みなさんはおやつをダラダラとながら食いしてそのまま歯を磨かずにいたりしていませんか?発生した酸が歯に残り続けることによって虫歯の発生率はグンと上がります。

間食は時間を決めて食べ、何を食べても食後はなるべく早めに口をすすぐか歯を磨き、食べかすをしっかり取り除いて口の中にプラークを残さないようにしましょう🪥⭐️

当院でのお子様の飲食回数(普段の食事を含め)としては、3歳までは15回、3歳からは4回を目安にしてくださいとお話しております!この回数にはジュースを飲んでも1回とカウントするので、飲むのであればおやつの時間に1回で済ましてください😊🤍

次によく聞く『キシリトール』についてお話します!みなさんも一度は耳にしたことがあると思いますが、実はキシリトールも砂糖の一種です!ここで、「あれ?キシリトールは良いと聞いたことがあるけど、砂糖なの?🤔」と疑問に思った方もいらっしゃるかと思うのでご説明します🙋🏻‍♀️🪥

特徴としてはキシリトールは天然の「代用甘味料」で、冷涼感があり後味のキレが早いです。スクロールと同程度の甘みを持ちまずか、カロリーは4割も低いと言われています😮!その他にも、

・酸の産生がない

・唾液の分泌を促す

・齲蝕の発生・進行を防ぐ

・脱灰を防ぎ再石灰化を促進させる

と良いことがたくさん!このような作用があることにより齲蝕予防に効果的です😭🤍🤍

最近ではキシリトール商品が数多く増えてきてガムの他にもチョコやグミもあるのでみなさん調べてみてください🤍

ここまで砂糖のお話をきてきましたが、虫歯を予防するためには毎日の習慣がとても大切です!

①正しい歯磨き

②規則正しい食生活

③定期的な歯科受診

④フッ素の併用

を心がけるようにしましょう!😊🙏🏻🤍

2021.10.15

歯磨きによる清掃の限界とプラークコントロールの本質、フッ化物配合歯磨剤の年齢別使用料について

〜歯磨きによる清掃の限界について〜

臼歯部咬合面の小窩裂溝の形態や、大きさ、深さには個人差があります。
一般的に裂溝の直径は20μmくらいに対し、歯ブラシ1本の毛先の直径は0、2mmであるため、歯ブラシの毛は裂溝の中に入りません。
また、細菌は1μmくらいで裂溝の中に多数生息しているので、小窩裂溝は清掃不可能部位と言われています。
このようなことから、10分間以上時間をかけてもブラッシングだけのう蝕予防には限界があるのです。

 

 

う蝕は、
①う蝕原因菌 ②糖質 ③歯、唾液
といった、3大要因により発生します。(時間を加えれば4大要因になります。)

①う蝕原因菌→歯の清掃
②糖質→糖質の適正摂取
③歯、唾液→フッ化物応用
といったような、それぞれの要因に対する予防手段はありますが、どれ一つとしてパーフェクトなものではないのです。

歯の清掃の限界は、前述の通りですし、糖質にしても3大要因の1つですので全く摂取しないわけにもいきません。
フッ化物応用にしても100%う蝕を予防できる訳ではありません。
したがって、全ての要因にアプローチしてう蝕予防に取り組む必要があるのです

 

〜プラークコントロールの本質について〜

プラークコントロールでは、
①形成抑制
スクロース、食間・粘着性甘味飲食物の摂取コントロール、十分な清掃、抗菌剤の利用、代用糖の利用
②病原性低下
フッ化物や抗菌配合歯磨剤や先口剤の利用
③除去
専門家による清掃、家庭での十分な清掃、デンタルフロスなどの利用、歯磨剤や洗浄剤の利用

などがありますが、この3つのコントロールをしても、完全なものにはなりませんので、全ての面でアプローチする必要があります。

〜フッ化物配合歯磨剤の年齢別使用量について〜

1970年代から80年代に世界の先進国では、フッ化物配合歯磨剤のシェア(全歯磨剤に占めるフッ化物配合歯磨剤の割合)が90%以上に達しました。
その後から急激に12歳児のDMFT(中学1年生の永久歯のう蝕数)が減少するという現象が観察されました。
当時、日本のシェアは10%にとどまっており、世界の先進国に大きく遅れをとる形となっていましたが、その後シェアも上昇し90%に達し、日本でも12歳児のDMFTが減少するという共通の現象が見られています。
このように、フッ化物配合歯磨剤は日本の子供達のう蝕減少にも大きく貢献しているのです。

年齢によるフッ化物配合歯磨剤の使い分けの目安についてです。
6ヶ月(歯の萌出)〜2歳→切った爪程度の少量
3歳〜5歳→5mm以下
6〜14歳→1cm程度
15歳以上→2cm程度

このように、それぞれの年齢に合わせた量を使用するようにしましょう。

2020.05.29

新型コロナウイルス感染症対策について

患者様へのお願い

体温が37.5℃以上ある時は受診をお控え下さい。また過度に咳やくしゃみ等呼吸器症状のある方も受診をお控え下さい。ご来院されても受診をお断りすることがあります。
他の患者様のためにマスクの装着や咳エチケットなどにご協力お願いいたします。

当院におけるコロナウイルス感染防止への取り組み

院内感染防止対策として、普段から行っている取り組み

  1. ☑マスクとグロ-ブ(医療用ゴム手袋)、ゴ-グルの着用。
  2. ☑グロ-ブの患者さん毎の交換。
  3. ☑患者さん用エプロン、コップは使い捨てにし、患者さん毎に廃棄。
  4. ☑治療器具は、ドリルなどのハンドピースを含め患者さん毎に交換し、消毒滅菌。
  5. ☑口腔外バキュ-ムの使用により、エアロゾルの吸引。
  6. ☑診療台や操作パネル等の消毒液による清拭。
  7. ☑スタッフの頻繁な手洗いと手指消毒。
  8. ☑診療室内での空気清浄機の多数設置
  9. ☑完全予約制の為、待合室での待ち時間が少なく第三者との接触が少ない

さらに取り組んでいること

  1. ☑待合室のドアを開放して換気しています。
  2. ☑待合室への消毒液の設置。
  3. ☑ドアノブや取っ手、手すりの消毒液による清拭。
  4. ☑待合室の椅子の消毒液による清拭。
  5. ☑診療室に入る前に手指の消毒
2020.05.19

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